母と買い物、ランチはパン屋さん

母が「イオンからハガキが届いた。行きたいわぁ」というので、先週の土曜日イオンに行ってきた。ちなみに届いたハガキはイオンからじゃなくて、イオンに入ってるなんとかというお店からだよ。

近所にあるイオンは、イオンスーパー（マックスバリュー、ビッグ）、イオンモール、イオンタウン。イオンってたくさんあって紛らわしいし、違いがよくわからない。今回行ったのはイオンモール（多分）、隣町にある。

山を越え、冬場はバリバリに凍る日隠道を行くこと30分。・・・のはずが、なんと道に迷ってしまった。久々のやっちまった。

スマホナビで確認すると、曲がるべきところを直進してしまったようだ。

結局ぐるーっと大回りしてなんとかイオンに到着。10分ほど予定時間を超過。お店に入る前から疲れた。

小雨の中、車から歩行器を出し、母お気に入りのブティック（そんなカッコいいものじゃないけど、母の手前ブティックとしておこう）に直行、あれこれ試着してロングベストをお買い上げ。

あ、今流行りのロングベストじゃないから念の為。曲がった背中をカバーしお尻も隠れるくらいの長い丈のベスト。うーん表現が難しい、ファッショナブルでないベスト？　

その後お昼を食べようということになったのだけど、レストランもフードコートも激混み。ここはスクランブル交差点かと思うほどの喧騒と人混み。

さすがにそこで食べることはできず、仕方がないからパン屋さんでパン買って、パン屋さんの前のベンチで食べた。これが思いの外よかった。400円につきコーヒー1杯サービスってのもなかなかいい。

お昼を食べた後は食材を買って帰宅。

こんな感じで、母は時々デパートやブティック（やっぱり洋服屋さん）に行きたがる。時々は外食もしたいという。椅子の座り心地がいいお店に限るけど。

体調がいい限り外に出て、歩行器をはずかしいとも思わず颯爽と歩く姿は、我が母ながらあっぱれだとしみじみ思う。「歩行器で颯爽と歩く」って変な表現だけど、母なりにシャンとして歩く姿はカッコいい。

母89歳、いつまで行けるかわからないけど、行きたいと言ううちはつきあいたい。

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