92歳と88歳の3週間遅れの初詣
92歳の父と、88歳の母と、61歳の私。
昨日、近所の神社に参拝に行ってきました。
今さら初詣でもないけど、今年初なので初詣でいいのかな。
私は2日に息子と行ったので初ではないけれど、両親は正真正銘の初詣。
毎年、父は元日にウォーキングを兼ねて初詣に行っていましたが、年をとったのかなぁ、今年は歩いて行くと疲れると言って行きませんでした。(神社までは歩いて約20分)
母は、去年は歩行器を使って行きましたが、今年は階段が怖いから行かないと言っていました。
その神社には、お賽銭箱のあるところに行くまでに石段が三段あります。たった三段ですが、手すりもなく、古くて急勾配の石段です。
今年は無理かなと思っていましたが、母が急に石段の下で参拝すると言い出し、それなら行こうということになり、昨日父も乗せて3人で行ってきました。
父は92歳ですが足腰はしゃんとしてます。ほぼ真っ直ぐ、私よりキリッとしているかも。
母は介護保険で体型に合った歩行器をレンタルしているので、どこに行くにもそれで行きます。
さて、神社に到着。
駐車場から神社までの砂利道はガタゴトさせながらも歩行器でクリア。
問題の石段。
父もやっぱりちょっとおぼつかない感じで・・・どうしようかと思ったその時、石段にちょっとだけ手をついて登りました。
そっかー、そうやって手すりの代わりに手を添えると登りやすくなるんだ。
父、石段クリア。
母もそれを見て同様に登ると・・・クリア!
でも降りる時が怖い。
参拝をすませ、さあ帰るぞ、どうする?
父は知らない間に降りていて、問題なくクリア。
母は、私の手をつかんで、一歩ずつゆっくり降りて・・・クリア!
よかった。
これなら来年も来れるね!と嬉しそうな母。
もしかしたら来年は手すりがついているかもしれないし。
登れなかったら下で参拝してもいいし。
年を取ってできなくなることが増えても、できないと諦めず、できる範囲でやろうとする意欲は大切ですね。
もちろん、まわりが十分気をつけてフォローすることが条件です。
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