『まだ見ぬ敵はそこにいる』 麻薬組織を一網打尽にすべく奮闘するロンドン警視庁麻薬取締班
本作はロンドン警視庁の警察官、ウィリアム・ウォーウィックが主人公の連作の2作目だ。
麻薬王とその組織を一網打尽にすべく、ロンドン警視庁に新設された麻薬取締独立捜査班の面々が奮闘する話。
前半はスローテンポだが、後半に入ると、血なまぐさい殺人、潜入捜査、裁判などスリリングな展開を見せ盛り上がる。
が、結末に至る道筋が想像できてしまって、着地点も「そうだよな」と。
で、 ”to be continued" ありきのラスト。これって・・・。
ごめん、なんか愚痴っぽくなりそう。
1作目を読んでいれば、もっと楽しめたのかなぁ。
ジェフリー・アーチャー最新作だし、すごい期待してたんだけど。
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まぁこういうこともあるさってことで、次行こう。
あ、その前に、出版社がハーバーコリンズ・ジャパンだったことは書き留めておこう。
ハーバーコリンズっていうとハーレクインしか思い浮かばないけど、こういった本もあるんだねと再認識した次第。