『輝石の空』が出たので、今から前作を読み返す
ただでさえアクセスが少ないのに、本のことを書いたらますます読まれないことはわかっているのだけど、書きたい衝動が抑えられない。・・・仕方がない、アクセス数には目をつぶろう。
好んで読むものに小説があるのだけど、読む数が多いせいか、読み方が適当なのか、ストーリーを忘れてしまったり、読んだことすら覚えてない本も結構あって、同じ本が本棚に並ぶこともままある。
不思議なことに「名作」といわれる小説は、何年たっても、ストーリーどころか、それを読んでどう感じたかや、読んだシチュエーションまではっきり覚えている。
例えば、海外のものだと、罪と罰、アンナ・カレーニナ、嵐が丘、大いなる遺産、高慢と偏見、八月の光、怒りの葡萄、、、あげればキリがない。
日本のものだと、こころ、海と毒薬、人間失格、三四郎、羅生門、楢山節考、、、など。
名作といわれる所以だね。小説に「力」があって、それが読者の記憶の底にいつまでも残る。
それに引き換え、最近読んだ本は、つい最近、一ヶ月前に読んだものすら忘れてしまっている。すごくおもしろかったはずなんだけどなぁ。
このブログの前半で記事にした本も、本当に好きで覚えている本は数えるくらいしかない。
あんなにがんばって記事書いたのに覚えてないなんて、我ながら悲しい。
何が言いたいかというと、2021年9月に読んだ二冊の本の続編にして、三部作の完結編『輝石の空』が今日刊行された。
待ってました!と思ったものの、それはただ単に「待っている」という感覚を覚えていたのであって、前二作のストーリーは私の記憶から全く抜け落ちていた。自分が書いた記事を読んでもストーリー、感動は蘇らない。あーなんてこと。
Twitterで、『輝石の空』を読むために全二作を読み返したというツイートを見て、なるほどと思った。せっかくの完結編だから前作からの続きとして読んだ方が絶対におもしろいよね。。いや続きは続きなんだけど。
でも今さら二冊読む?
一回読んだんだよ?
同じ本は読み返さない主義なんだけど?
・・・本屋に行けるのは早くて2日後だから、今から読み返せば今週中に新作にかかれるか。
終活ライフケアプランナーのテキストを読み始めたのだけど、一旦保留で。 という言い訳をする。
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